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放送開始55周年!オールナイトニッポン
放送開始55周年!今回は「オールナイトニッポン」にまつわる本を集めてみました! アフタートーク著者:石井玄出版社名:KADOKAWA発売年月:2021年9月税込価格:1,650円ISBN:9784046805904圧倒的ラジオ愛オールナイトニッポン元チーフディレクター・石井玄の10年間を綴った初エッセイ!仕事論や自身の遍歴、ラジオの裏話など収録。放送作家との対談や、TVプロデューサー・佐久間宣行の解説も必見!数々の人気番組のディレクターを務めた著者のラジオ愛溢れる一冊!ラジオ好きはもちろん、そうでない方にもおすすめしたい、熱くエネルギーに溢れた一冊。 Creepy Nutsのオールナイトニッポン読本 HIPHOPとラジオ著者:Creepy Nuts出版社名:幻冬舎発売年月:2022年10月税込価格:1,650円ISBN:9784344040199大人気アーティストの素顔No.1ヒップホップユニットCreepy Nutsが“素”を さらけ出しつづけた5年間。月曜の深夜をアツく 盛り上げるHIP HOPラジオを書籍化!1万字超のラジオ遍歴にまつわるスペシャルインタビューや、トーク傑作選・撮り下ろしグラビアなど、企画が盛り沢山の“読むラジオ”!Creepy Nutsの2人が選曲し、番組で紹介した曲のリストも必見! 深解釈オールナイトニッポン10人の放送作家から読み解くラジオの今ANN55周年記念著者:藤井青銅〔ほか〕出版社名:ニッポン放送発売年月:2022年9月税込価格:1,760円ISBN:978459409176755年の歴史を振り返る2022年10月に放送開始55周年を迎えたオールナイトニッポン。そのオールナイトニッポンパーソナリティの姿を、真横で見て感じ一緒に奮闘してきた10名の人気放送作家たちが、それぞれの視点でオールナイトニッポンを語る。現役パーソナリティのインタビューも!放送作家の楽しさ、大変さが詰まった一冊。長年のリスナーも新規リスナーも必読です! 脱サラパーソナリティ、テレビを飛び出す佐久間宣行のオールナイトニッポン0〈ZERO〉2021-2022著者:佐久間宣行出版社名:ニッポン放送発売年月:2022年11月税込価格:1,650円ISBN:9784594092948フリーで更に大活躍中「佐久間宣行のANN0」の書籍化第二弾!元テレビ東京のプロデューサー佐久間さんが、退職しフリーになってからの激動の一年間をまとめた番組本。フリー1年目を振り返るインタビューや、厳選フリートーク、人気芸人たちとのゲストトークなどを収録した充実の一冊!番組は日常の話が多く、書籍化するとまるでエッセイのよう。楽しく時にほっこりしながら読めます。
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新海誠を読む
新海誠による新作「すずめの戸締まり」がついに11月11日に公開予定です。すでにノベライズ版が8月に発売されていますが、待ちに待った映画公開に合わせ、新海誠の関連作を読んでみましょう! すずめの戸締まり角川文庫著者:新海誠出版社名:KADOKAWA発売年月:2022年8月税込価格:748円ISBN:9784041126790九州の静かな町で暮らす17歳の少女・鈴芽は、旅の青年との出会いから、全国各地で開かれた災いの元となる「扉」を閉める旅へ出ることになる。過去と現在と未来をつなぐ、“戸締まり”の物語。 君の名は。角川文庫著者:新海誠出版社名:KADOKAWA発売年月:2016年6月税込価格:616円ISBN:9784041026229山深い田舎町に暮らす女子高校生・三葉は、自分が男の子になる夢を見る。見慣れない部屋、見知らぬ友人、目の前に広がるのは東京の街並み。一方、東京で暮らす男子高校生・瀧も、山奥の町で自分が女子高校生になる夢を見る。やがて二人は夢の中で入れ替わっていることに気づくが―。出会うことのない二人の出逢いから、運命の歯車が動き出す。長編アニメーション『君の名は。』の、新海誠監督みずから執筆した原作小説。 天気の子角川文庫著者:新海誠出版社名:KADOKAWA発売年月:2019年7月税込価格:660円ISBN:9784041026403雨が降り止まない東京で二人は出逢った―新海誠監督の2019年アニメーション映画『天気の子』は、天候の調和が狂っていく時代に、運命に翻弄される少年と少女が自らの生き方を「選択」する物語。監督みずから執筆した原作小説。 秒速5センチメートル角川文庫著者:新海誠出版社名:KADOKAWA発売年月:2016年2月税込価格:572円ISBN:9784041026168「桜の花びらの落ちるスピードだよ。秒速5センチメートル」いつも大切なことを教えてくれた明里、そんな彼女を守ろうとした貴樹。小学校で出会った2人は中学で離ればなれになり、それぞれの恋心と魂は彷徨を続けていく―。劇場アニメーション『秒速5センチメートル』では語られなかった彼らの心象風景を、新海誠監督みずからが繊細な筆致で小説化。1人の少年を軸に描かれる、3つの連作短編を収録する。 言の葉の庭角川文庫著者:新海誠出版社名:KADOKAWA発売年月:2016年2月税込価格:748円ISBN:9784041026151また会うかもね。もしかしたら。雨が降ったら―。雨の朝、静かな庭で2人は出会った。靴職人を志す高校生の孝雄と、謎めいた年上の女性・雪野。迷いながらも前に進もうとする2人は、どこへ足を踏み出すのか。圧倒的な支持を受けた劇場アニメーション『言の葉の庭』を、新海誠監督みずから小説化。アニメでは描かれなかった人物やエピソードを多数織り込み、小説版ならではの新たなる作品世界を作り上げた傑作。 ほしのこえ角川文庫原作:新海誠 著者:大場惑出版社名:KADOKAWA発売年月:2016年11月税込価格:616円ISBN:9784041026281中学生のノボルとミカコは仲の良いクラスメイトだったが、3年生の夏、ミカコが国連宇宙軍選抜メンバーに抜擢された。宇宙と地球に離ればなれになった2人をつなぐのは、携帯電話のメールのみ。だがミカコの乗る宇宙船が地球を離れるにつれ、メールが届くのにかかる時間も長くなっていく。時間と距離に隔てられた、2人の互いを思う気持ちはやがて…。 星を追う子ども角川文庫原作:新海誠 著者:あきさかあさひ出版社名:KADOKAWA発売年月:2017年6月税込価格:616円ISBN:9784041026311山間の町・溝ノ淵に暮らす少女アスナはある日、アガルタという地から来た少年シュンと出会う。2人は心を通わせるが、シュンは突然姿を消してしまう。「もう一度あの人に会いたい」と願うアスナの前にシュンと瓜二つの少年シンと、アガルタを探し求める教師モリサキが現れる。3人はそれぞれの思いを胸に、伝説の地へ。それは、“さよなら”を言うための旅となる。 雲のむこう、約束の場所角川文庫著者:新海誠 著者:加納新太出版社名:KADOKAWA発売年月:2018年6月税込価格:792円ISBN:9784041026366戦争により南北に分断された日本。“エゾ”はユニオンの支配下に置かれ、その島にとほうもなく高い塔が建造された。中学生の浩紀と拓也は異国の大地にそびえるその塔に憧れ、自分たちで作製した飛行機でその場所まで行く計画を立てていた。浩紀は好意を抱いていたサユリにそのことを話し一緒に行く約束を交わすのだが、ある日突然、彼女はその約束も果たせぬまま姿を消してしまう―。新海誠初の長編アニメーションを小説化。
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今年は開業150周年!鉄道
1872年10月14日に新宿、横浜で開業式が行われ、日本の鉄道の歴史が始まってから今年は鉄道開業150年。10月14日は「鉄道の日」です。鉄道に関する本を読みながら、車窓を楽しむ。そんな旅行も楽しいかもしれません。 国鉄「日本最大の企業」の栄光と崩壊著者:石井幸孝出版社名:中央公論新社発売年月:2022年8月税込価格:1,210円ISBN:9784121027146日本最大企業の盛者必衰国鉄時代にディーゼル車両の設計、経営全般に従事した後、民営分割化後にはJR九州の社長を歴任した著者が日本最大企業であった国鉄の盛者必衰を描きます。国鉄は不十分な資金、設備のなか高度経済成長を支えました。しかし、道路網の発達や交通手段の多様化により、厳しい経営環境に置かれ、分割民営化という結末を迎えます。少子化、コロナ禍によって再び難局を迎えている鉄道への処方箋も提示している一冊です。 スーツの鉄道青春夜行著者:スーツ出版社名:二見書房発売年月:2022年1月税込価格:1,650円ISBN:9784576211978大人気YouTuberの原点YouTubeのチャンネル総登録者数150万人を超える大人気YouTuberスーツさんのエッセイです。スーツさんを鉄道マニア、YouTuberへ導いたブルートレイン、国鉄型特急などについて丁寧な文章で記載されています。本書を読んでいると鉄道でのゆったりとした旅の醍醐味、魅力に気付かされていきます。スーツさんの動画を見て旅行先を探し、本書を読みながら車窓を楽しむ旅に出るというのもよいかもしれません。 中央線小説傑作選中公文庫編集:南陀楼綾繁出版社名:中央公論新社発売年月:2022年3月税込価格:990円ISBN:9784122071933中央線を読む首都圏の通勤通学の大動脈である「中央線」。昭和初期から、沿線には多くの文士が居を構え、文学サロンを形成してきた。上京した若者が多く住み、今も古書店・酒場・ライブハウス・喫茶店など、サブカルチャーの発信地となっている。本書では、中央線沿線を舞台にした作品をセレクト。私小説からミステリまで、多彩な作家による十一篇。鉄道が織りなす時間と風景、そして人間模様を味わう、傑作アンソロジー。 寝台特急「はやぶさ」の女新版角川文庫著者:西村京太郎出版社名:KADOKAWA発売年月:2022年9月税込価格:792円ISBN:9784041127629トラベルミステリーの大御所鉄道といえばミステリー、ミステリーといえば西村京太郎、西村京太郎といえばトラベルミステリーという連想をする方も多いのではないでしょうか。鉄道を利用したトリック、アリバイは言うに及ばず、数多の二時間ドラマとなった十津川警部シリーズも、もはや説明不要です。本作でも十津川・亀井の名コンビが難事件の謎に迫ります。トリック、アリバイや事件の結末はぜひ本書を読んで、ご自身の目で確認してください。
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今年は戦後77年「戦争」を考える
77年前(1945年)の9月2日は、日本がミズーリ号艦上でポツダム宣言に調印した日。ロシアのウクライナへの侵攻など「戦争」がニュースになることが増えています。読書を通して平和や戦争へ至る経緯、終戦までの過程について考えてみませんか。 失敗の本質日本軍の組織論的研究中公文庫著者:戸部良一 ほか出版社名:中央公論社発売年月:1991年8月税込価格:838円ISBN:9784122018334組織論の名著初版は1984年刊行。現在に至るまで長く読まれている書籍です。太平洋戦争は「そもそも勝てなかった」戦争とする一方で、日本軍の組織体系のあり方を批判する内容は現代社会にも通じるものとして現在でも一読の価値があります。小池百合子東京都知事、新浪剛史サントリー社長など政財界にも読者がおり、『国家戦略の本質』『国家経営の本質』といった続編も刊行されています。 戦争はいかに終結したか二度の大戦からベトナム、イラクまで著者:千々和泰明出版社名:中央公論新社発売年月:2021年7月税込価格:1,012円ISBN:9784121026521戦争の終わり方ロシアがウクライナへ侵攻してから半年近くが経過。いまだ終戦への道のりは見えてきません。戦争がどのように始まり、どのような戦いがあったのかを記した書籍は多くありますが、終わり方や終わらせ方に焦点が当たった書籍はそう多くはないのではないでしょうか。第二次世界大戦、朝鮮戦争、ベトナム戦争など具体的事例を用いながら、どのように戦争を収束させるべきなのかを考える一冊です。 知っていますか?日本の戦争著者:久保田貢出版社名:新日本出版社発売年月:2015年4月税込価格:1,760円ISBN:9784406058957「日本が戦争をしたのはどこの国?」正しく答えられない若者が増えている。中国などとの歴史をめぐる誤解の背景の一つもそこに。日本が何をしたか、国民はどうなったか、戦後をどう迎えたか。事実を知り、戦争を身近にとらえられる一冊。 日本のいちばん長い日決定版文春文庫著者:半藤一利出版社名:文藝春秋発売年月:2006年7月税込価格:770円ISBN:9784167483159終戦への攻防1967年、2015年と2度の映画化、今年の7月にはコミカライズとメディアミックスもされている戦争に関する書籍です。1945年8月14日から15日までの終戦をめぐる物語を描いたノンフィクション。徹底抗戦を訴える陸軍を抑え、ポツダム宣言受諾までの経緯はスリリングで、どのような議論が行われたのか。ページをめくる手が止まらない一冊です。
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戦争と平和を考える
8月15日は終戦記念日。戦後77年・・今一度、戦争と平和について考えてみよう。 戦争は女の顔をしていない岩波現代文庫著者:スヴェトラーナ・アレクシエーヴィチ 訳:三浦みどり出版社名:岩波書店発売年月:2016年2月税込価格:1,540円ISBN:9784006032951ノーベル文学賞受賞作家の主著ソ連では第二次世界大戦で100万人をこえる女性が従軍し,看護婦や軍医としてのみならず兵士として武器を手にして戦った。しかし戦後は世間から白い目で見られ,みずからの戦争体験をひた隠しにしなければならなかった――。 東京大空襲の戦後史著者:栗原俊雄出版社名:岩波書店発売年月:2022年2月税込価格:946円ISBN:9784004319160「戦後」とは何であったのか一夜にして10万人もの民間人が殺害された東京大空襲では、77年が経った今も被害に苦しむ多くの人たちがいる。社会全体の無知や無関心、偏見に苦しめられながらも、国に対して救済を求めて立ち上がった空襲被害者たちの闘いと、政府や司法、立法の対応を描きながら、この国の「戦後」とは何であったのかを問う。 同志少女よ、敵を撃て著者:逢坂冬馬出版社名:早川書房発売年月:2021年11月税込価格:2,090円ISBN:97841521006412022年 第19回 本屋大賞受賞1942年、独ソ戦のさなか、モスクワ近郊の村に住む狩りの名手セラフィマの暮らしは、ドイツ軍の襲撃により突如奪われる。母を殺され、復讐を誓った彼女は、女性狙撃小隊の一員となりスターリングラードの前線へ──。 池上彰の世界の見方 ロシア新帝国主義への野望著者:池上彰出版社名:小学館発売年月:2018年11月税込価格:1,540円ISBN:9784093886291池上彰氏が独自に解説謎の多い国ロシアの実像を池上彰が解説「おそろしあ」という言葉がある。「恐ろしい」と「ロシア」を合体させた造語。「怖い国」と思いがちだがロシアにはそれなりの事情と論理がある、と池上彰は語る。隣の大国でありながら、ロシアのことを私たちはどこまで知っているだろうか。北方領土問題をめぐるロシアの言い分と日本の主張の食い違いは何か?建国当初は世界の期待も大きかったソ連型社会主義はなぜ崩壊したのか?今のロシアはソ連の時代と同じなのか、違うのか?絶大な権力を握るプーチン大統領はロシアをどこへ持っていきたいのか?
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不安・ストレス・スマホ依存から抜け出す!
スウェーデンで絶大な人気を誇るアンデシュ・ハンセン氏の新たな著書が7月19日に発売されました!過去作「スマホ脳」など、現代社会を上手に生き抜くヒントが満載な著者の本も読んでみてはいかがでしょうか? ストレス脳著者:アンデシュ・ハンセン 訳:久山葉子出版社名:新潮社発売年月:2022年7月税込価格:1,100円ISBN:9784106109591「不安な気持ち」どう対処する?病気や飢餓などのリスクを克服し、人類はかつてないほど快適に生きられるようになった。だが、うつや不安障害は増加の一途…孤独にデジタル社会が拍車をかけて、現代人のメンタルは今や史上最悪と言っていい。なぜ、いまだに人は「不安」から逃れられないのか?幸福感を感じるには?精神科医である著者が最新研究から明らかにする心と脳の仕組み、強い味方にもなる「ストレス」と付き合うための「脳の処方箋」。 スマホ脳著者:アンデシュ・ハンセン 訳:久山葉子出版社名:新潮社発売年月:2020年11月税込価格:1,078円ISBN:9784106108822スマホに蝕まれる平均で一日四時間、若者の二割は七時間も使うスマホ。だがスティーブ・ジョブズを筆頭に、IT業界のトップはわが子にデジタル・デバイスを与えないという。なぜか?睡眠障害、うつ、記憶力や集中力、学力の低下、依存―最新研究が明らかにするのはスマホの便利さに溺れているうちにあなたの脳が確実に蝕まれていく現実だ。教育大国スウェーデンを震撼させ、社会現象となった世界的ベストセラーがついに日本上陸。 最強脳『スマホ脳』ハンセン先生の特別授業著者:アンデシュ・ハンセン 訳:久山葉子出版社名:新潮社発売年月:2021年11月税込価格:990円ISBN:9784106109300きみの脳は変えられる!コロナ禍で自宅時間が増え、大人も子供もスマホやパソコン、ゲームやSNSに費やす時間が増えていませんか?欧米では運動不足や睡眠不足、うつになる児童や若者の増加が問題になっています。記憶力や集中力の低下、成績悪化、心の病まで引き起こす、そんな毎日を一変させる方法をベストセラー『スマホ脳』のハンセン先生が教えます。教育大国スウェーデンの教育現場を変えた、簡単なのに科学的な方法とは!? 自由の奪還全体主義、非科学の暴走を止められるか世界の知性シリーズ著者:アンデシュ・ハンセン 著者:ロルフ・ドベリ 他編集:大野和基出版社名:PHP研究所発売年月:2021年8月税込価格:1,012円ISBN:9784569850375民主を守るための提言。コロナ禍の感染症対策では、個人の自由を強力に制限する中国をはじめとした権威主義国家の優位が目立ったとされ、民主主義国家のあり方が問われた。また、いっそう進展したデジタル技術は、国内の経済格差を広げ、人びとを孤立に追いやっていると指摘される。このまま社会の分断が加速すれば、国民の不満を巧みに吸い上げるポピュリストが跋扈する余地が生じる。再び世界は国際間の国家的連携を取り戻し、信頼ある社会を築くことができるのか―。
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本土復帰50周年 沖縄
6月23日は日本軍の組織的戦闘が終結した節目として琉球政府や沖縄県が定めた沖縄慰霊の日。2022年は沖縄県が本土に復帰して50年という節目の年を迎えます。本を通して改めて沖縄、平和について考えてみてはいかがでしょうか。 海をあげる著者:上間陽子出版社名:筑摩書房発売年月:2020年10月税込価格:1,760円ISBN:9784480815583沖縄書店大賞・沖縄部門大賞2021年 第4回 ノンフィクション本大賞受賞どうして目の前の日々が、ここまで政治とつながらないのか。著書の上間さんは琉球大学の教授であり、未成年の少女の支援、調査にも携わっています。丁寧で優しい文章の一方で数々の言葉からは沖縄での暮らしの現実を突きつけられます。青い空、美しい海、ゆっくりと流れる時間の傍らに多くの基地を抱える沖縄の現状について考えるきっかけとなる一冊です。 危機の外交岡本行夫自伝著者:岡本行夫出版社名:新潮社発売年月:2022年4月税込価格:2,420円ISBN:9784103545613沖縄と日本の安全保障著者は外務省の官僚として日米の安全保障、湾岸戦争などを担当。退官後も橋本内閣、小泉内閣で首相補佐官を務めイラク戦争など外交、安全保障を最前線で経験した人物です。沖縄に関するエピソードも多く「世界一危険な基地」と呼ばれる普天間基地の幻の移設案も記載。日本の安全保障、日米同盟など最前線で交渉を担当してきた人物の文章は様々な示唆を与えてくれています。外務官僚の枠を超え、難題の真っ只中に自ら飛び込み続けた「特命外交官」による圧巻のノンフィクション。 日米地位協定在日米軍と「同盟」の70年著者:山本章子出版社名:中央公論新社発売年月:2019年5月税込価格:924円ISBN:9784121025432日米関係を考える2020年 第41回 石橋湛山賞受賞国土面積が0.6%しかない県内に全国の約70%の在日米軍施設が集中している沖縄県。タイトルにもなっている「日米地位協定」はその在日米軍の基地使用、行動範囲、米軍関係者の権利を保障した協定です。在日米軍による事件が沖縄などで頻発する中、捜査・裁判での優遇が常に批判されてきた。冷戦後、独伊など他国では協定は改正されたが、日本はそのままである。本書は、実際の運用が非公開の「合意議事録」に基づいてきた事実や、日本が置かれている「地位」の実態、協定と在日米軍を通して日米関係の軌跡を描く。現在、そしてこれからの日米関係を考えていく上での知識を与えてくれる一冊です。 宝島HERO’s ISLAND著者:真藤順丈出版社名:講談社発売年月:2018年6月税込価格:2,035円ISBN:9784065118634沖縄が舞台の直木賞作品2018年 第9回 山田風太郎賞受賞2018年 第160回 直木賞受賞米軍施政下を三人の幼なじみがそれぞれの道で熱く走り抜ける。固い絆で結ばれた三人の幼馴染み、グスク、レイ、ヤマコ。生きるとは走ること、抗うこと、そして想い続けることだった。少年少女は警官になり、教師になり、テロリストになり―同じ夢に向かった。小説でありながら米軍基地の問題について考えさせられる一方で、人との絆や人間の力といった普遍的なものの力を感じさせてくれます。
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北条義時
平安末から鎌倉前期、鎌倉幕府が誕生する過程で繰り広げられた権力争いの勝者・北条義時。2022年大河ドラマ「鎌倉殿の13人」。みなさんは、義時にどんな思いを感じましたか?今一度、その人生振り返ってみましょう。 北条義時我、鎌倉にて天運を待つ潮文庫著者:高橋直樹出版社名:潮出版社発売年月:2021年12月税込価格:880円ISBN:9784267023187鎌倉幕府第二代執権・北条義時。源頼朝の伊豆での旗揚げ時から忠義を尽くし、頼朝にすべてを学んだ男。常におごらず、源三代の「鎌倉殿」に仕えながら、時に影の如き冷徹さを兼ね備えた武将である。頼朝死後、繰り返される権力の座を巡る幕府内の抗争。次々と滅んでいく幕府開闢の功労者たち。そして三代将軍実朝が暗殺され、朝廷が義時追討の宣旨を発した時、「不動」の男がついに動く!迫る朝廷軍。承久の乱を目前に義時は――はたして義時は「運」だけでのし上がったのか、それとも…… 北条義時「武士の世」を創った男 PHP文庫著者:嶋津義忠出版社名:PHP研究所発売年月:2021年6月税込価格:968円ISBN:9784569901329「武士による天下の政」を夢見た男は、鎌倉幕府の独裁者なのか?それとも、初の武家政権を創った立役者なのか?伊豆の田舎武士が、頼朝に従い、鎌倉幕府の重臣を経て、ついには後鳥羽上皇から追討令を出される権力者となるまでの成長と葛藤を描く。義時は武士の世に何を夢見たのか? 鎌倉殿と執権北条氏義時はいかに朝廷を乗り越えたか著者:坂井孝一出版社名:NHK出版発売年月:2021年9月税込価格:1,023円ISBN:9784140886618伊豆の地方豪族だった北条氏は、いかに流人時代の頼朝と出会い、源平合戦、幕府草創期を経て、熾烈な権力闘争の末に承久の乱を制したのか。源氏、朝廷側からだけでは見えてこない幕府内の駆け引きや争いの一部始終、複雑極まりない人間関係を、常にその中心にいた時政・政子・義時を軸に生き生きと描きだす。 北条義時と鎌倉幕府がよくわかる本KAWADE夢文庫編:歴史の謎を探る会出版社名:河出書房新社発売年月:2021年9月税込価格:792円ISBN:9784309485720鎌倉幕府の発展を支え、武士の治世を盤石にした北条義時は、いかにして権力を手中にしていったのか?陰謀と抗争が渦巻いた激変の中世がスッキリわかる!平安末期~鎌倉期を読み解く本!
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