ほっこり笑える!「デキる猫は今日も憂鬱」で織り成す一人と一匹の日常
皆さん、こんにちは!テラシーです。2月22日は猫の日。
そこで、今回は笑いとほんわかをお届けする一冊、「デキる猫は今日も憂鬱」をご紹介します!
●目次
作品概要
「デキる猫は今日も憂鬱」は、仕事以外の生活能力が壊滅的な28歳のOL、福澤幸来(サク)と、仔猫の頃に凍死寸前のところを彼女に拾われた家事万能の大きめの猫、諭吉(ゆきち)の楽しくて心温まる一人と一匹暮らしを描いた日常4コマ&ショートコメディー作品です。
月間少年シリウスで連載中の漫画です。
ウィキによりますと、
「全国書店員が選んだおすすめコミック2020」11位、「次にくるマンガ大賞2020」Webマンガ部門18位。2023年6月時点で電子版を含む累計部数は130万部を突破している。
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
ニコニコ静画とpixivコミックでも大好評連載中で、多くの読者から愛されている作品です。
アニメ化もしており、ちなみに私はアニメでこの作品を知りました。
ストーリー
物語は、サクと諭吉の日常生活を中心に展開されます。
主人公のサクは、仕事に追われる日々で仕事以外の生活能力が壊滅的。
しかし、そんなサクの元に現れたのは、凍死寸前だった仔猫・諭吉。
サクに拾われたのはいいのですが、生活能力は全くないサク……。
サクは仕事ではデキるOLなのですが、プライベートというか家事が完全にできません。
それを見かねて猫はなんと、二足歩行し、家事全般できる……
まるで人間のような猫に進化したのでした(!!?)
諭吉のできるスーパーな面と、やっぱり猫な行動がからんで笑いと癒しのシーンは必見です。
サクと諭吉が繰り広げる日常は、笑いあり、感動ありの物語に目が離せません。
登場キャラクター
福沢幸来(ふくざわ さく)
月間少年シリウス-作品紹介より
諭吉の飼い主の会社員、28歳。一点集中的に頑張りすぎる性格で、仕事以外の生活能力が壊滅的な、諭吉いわく「ダメな人間」。よく食べ、よく飲み、よく眠る。自分のことは後回しにするので、倒れるまで平気で無理をする。諭吉を拾うまではゴミ屋敷の玄関部分で寝起きしていた(!)。諭吉とビールがあれば幸せに生きていける。
諭吉が作った料理とビールを本当に美味しそうに食べるんですよね。
家事全般が壊滅的で、読んでて心配になる場面も…。
ですがその分、諭吉の活躍が楽しめます!
そしてこの主人公、家事以外は凄く有能な面もあるので、そのギャップがクセに(?)なってきます。
諭吉の事が大好き。
諭吉(ゆきち)
月間少年シリウス-作品紹介より
超絶有能なツンデレ猫、5歳。子猫の頃、凍死寸前のところを幸来に拾われ、飼い猫となった。当初は至って普通の猫だったが、幸来があまりに生活能力に欠けるため、何とかせねばの一心でメキメキとデキる猫へと成長を遂げた。幸来を「ダメな人間」と罵倒しているが、すべての言動には飼い主への感謝と愛情がにじみ出る。
拾った主人が生活能力が無さすぎて、二足歩行ができるまで進化した心優しい猫。
掃除・料理・洗濯、さらにはゴミ出し、買い出しもパーフェクトにこなす主人公にとって最高の相棒です。
通っているスーパーでは着ぐるみを着ている人として、受け入れられているのには笑いました。
主人公を(過保護)心配しすぎる面もありハラハラする場面も。
でもそれも全ては、明日の猫缶のため。
「くくく」とクセのある笑い方にほっこりします。
主人のサクと、とあるアイドルグループが大好き。
おすすめポイント
この作品の魅力は、普段の生活に共感できる要素がたくさん詰まっていることです。
サクと諭吉のコンビネーションは絶妙で、笑いあり、ほのぼのシーンありの日常を楽しむことができます。
一人と一匹の共生が見ているこちらも思わずほっこり。
サクと諭吉の絆に感動する場面も。
また、4コマ形式なので、忙しい日常でも手軽に読むことができます。
猫好きな方はもちろん、
忙しい日常に癒しを求める方にも、
オススメしたい漫画です。
まとめ
「デキる猫は今日も憂鬱」は、2月22日の猫の日にピッタリの一冊です。
笑いとほんわかが満載のこの漫画で、心温まるひとときを過ごしてみてはいかがでしょうか?
ぜひ書店ECサイトでチェックしてみてくださいね!
テラシーでした。
文苑堂書店では、これからも皆さんに楽しい読書体験を提供していきます。
次回もお楽しみに!
記者:テラシー
趣味は本とのふれあい、映画鑑賞のインドア派。
書店の一員としての読者目線を忘れずに、面白い本や読書にまつわる情報をお届けしています。
富山の皆さんに、新しい読書の楽しみ方やおすすめアイテムを共有していきたいと思っています。