箱根駅伝第100回大会記念。日本テレビが送る駅伝の名コーナー「今昔物語」が書籍化!

こんにちは、文苑堂書店のテラシーです!
今回は2024年で100回記念として出版されました
「根駅伝「今昔物語」 100年をつなぐ言葉のたすき」
をご紹介します。

●目次

  1. 日本テレビ名物コーナー「箱根駅伝 今昔物語」が生まれた理由
  2. 「箱根駅伝「今昔物語」 100年をつなぐ言葉のたすき」を紹介
  3. まとめ

1.日本テレビ名物コーナー「箱根駅伝 今昔物語」が生まれた理由

東京箱根間往復大学駅伝競走は、1920年に開始された、毎年1月2日と1月3日の2日間で開催する関東地方の大学駅伝競技会(地方大会)である。
関東学生陸上競技連盟(以下「関東学連」という。)が主催し読売新聞社が共催する。
箱根駅伝(はこねえきでん)とも俗称されて広く知られる。
実施は関東学連が定める「東京箱根間往復大学駅伝競走に関する内規」(以下「内規」という。)に定める。現在開催されている駅伝の中で4番目に長い 距離を持ち、1987年からテレビ中継を開始した。

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

日本の正月を彩ってきた箱根駅伝は1920年から開催されました。
そしてテレビ中継なんですが1987年の第63回大会から行われたそうです。

「箱根駅伝 今昔物語」は駅伝中継の『3分間』ほどだけ放映しているコーナーなんです!

内容はタイトルからも分かる通り、過去の大会に出場した選手やエピソードなどを紹介しています。

そしてこの「箱根駅伝 今昔物語」が生まれるきっかけは実はやむを得ない事情があったそうです。

箱根駅伝のコースには山間部もあるのですが、当時の電波状況では山間部までは中継が届かなかった模様です。

そのためレースの映像が途切れることが不可避だったそうです。

その穴埋めのために考案されたコーナーが過去のエピソードを紹介する事」でした。

今では山間部でも途切れることなくテレビ中継で楽しむことができますが、放送当時はそんな事情もあったんですね。

この書籍にはそんな当時の状況も収録されております。

2.「箱根駅伝「今昔物語」 100年をつなぐ言葉のたすき」を紹介

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エピソード数は80!

商品紹介:
来年、箱根駅伝は100回大会を迎えます。
第一回大会に参加したのはわずか4校。
その後、徐々に参加校を増やしながら、関東大震災、太平洋戦争、そしてコロナ禍などを乗り越え、大正、昭和、平成、そして令和と多くの学生ランナーたちが襷をつないできました。
箱根駅伝は1987年に日本テレビが生中継を始めたことで、お正月の風物詩として日本全国で楽しまれるようになりましたが、その中継の合間に放送されてきた名物コーナーが「箱根駅伝今昔物語」です。

本書では150回を超える「今昔物語」から80人のエピソードを厳選して紹介しています。

記念すべき第1回大会の出場者、
召集令状を胸に走った学生、
ゴール150m手前で棄権した選手、
違う大学に通うも同じ区間で競った双子、
新興チームのアンカーをつとめた、あの人気漫画家、
“山の神”今井正人、
“最強の市民ランナー”川内優輝など記憶に残るランナーたち、
さらには強豪チームを率いた名物監督、
戦後、人員不足でレースに駆り出されたラグビー部員、
テレビ中継以前に箱根駅伝をラジオで伝えていたアナウンサー、
レースを先導する白バイ隊員、
定宿旅館の女将などなど、
さまざまな人物が自分にとっての「箱根」を語ります。

彼らの言葉を読めば、なぜ関東のローカル大学レースである箱根駅伝がここまで多くの人をひきつけるのか、「箱根」だけが持つ魅力とは何なのかが浮かび上がってきます。

さらに、「箱根駅伝中継の始まった日」「『今昔物語』誕生秘話」「監督の名言」などのコラムに加え、長年、箱根を現場から伝える日テレアナウンサーたち5人(平川健太郎、蛯原哲、森圭介、徳島えりか、杉野真実)による、感涙エピソード満載の座談会も特別収録。

箱根愛にあふれる5人の座談会は必読です。

「言葉」を軸に箱根駅伝100年の歴史に迫った、完全保存版の一冊です。

3.まとめ

いかがでしょうか。
感想としましては大量にあったエピソードを80人にまとめ、箱根駅伝を見てきた歴代のアナウンサーたちの目線で語られる座談会に駅伝愛を感じた一冊でした。

エピソードの数は多いですが、読みやすい文章量で構成されてましたので読書が苦手な方でも楽しめそうです。

「このエピソードをもっと知りたい!」と思う人もいるかもしれません。

私自身インドア派なため、駅伝には興味が無かったんですが本で語られる駅伝を楽しむことが出来ました!
私みたいに駅伝について、詳しく知らない方にもオススメしたい一冊です。

来年の駅伝は(珍しく)テレビで楽しもうと思います。

テラシーでした。

箱根駅伝「今昔物語」 100年をつなぐ言葉のたすき
著者:日本テレビ放送網
出版社: 文藝春秋
発売日: 2023-12-12
コード: 9784163917924
税込価格: 1,870円 (税込)


文苑堂書店では、これからも皆さんに楽しい読書体験を提供していきます。
次回もお楽しみに!

記者:テラシー
趣味は本とのふれあい、映画鑑賞のインドア派。
書店の一員としての読者目線を忘れずに、面白い本や読書にまつわる情報をお届けしています。
富山の皆さんに、新しい読書の楽しみ方やおすすめアイテムを共有していきたいと思っています。